夏真っ盛り。

 島の人々は、海の幸類は買うものではなく、貰って喰うものだと思っている。

だからだろう。来店しても、殆どの島民は、麺類か、天丼や焼き肉丼+麺類のセットメニューを注文する。

 刺身類を注文するのは観光で来島した人々。季節の中では夏から秋。

期間はごく短いが、何とか美味いものを腹一杯食してもらおう、と思い、なるべく安く、しかも多量に供給するように心がけている。

 また明日からの一週間。遅れている原稿を何とか書き進めながら、店でも海の幸を求めてくるお客さんを待つことにしよう。


かもめ「小鳥遊葵」が営むお食事処「漁師のせがれ」のホームページ。

小鳥遊葵(たかなしあおい)・朝比奈海(あさひなかい)・十八鳴浜鷗(くぐなりはまかもめ)のペンネームで、 官能小説、一般小説を発表する傍ら、気仙沼市大島内で、食事処「漁師のせがれ」を17年営む。  五年前の東日本大震災当日、あの大津波により店は全流失したが、二年前に復旧し、現在に到る。  料理人として47年。官能作家はまだ10年足らず。刊行本20冊。電子本5冊。まだまだ新米の年寄り。

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