HP、なかなか思うようには進まない。

 どうも相性なのか、全容が見えない。このHP、全体を見るのはどうすればいいのだろう。

ま、いいか。きっとそのうち馴れるはず。

 今日の店はそんなに忙しくはなかった。目の前の海水浴場にも人は疎ら。

だけど、夜は思いがけず来店者が多数あり、何とか体裁を保った。

 もう一つの仕事。どちらかといえば、こっちの方がメインなのだが、文庫本のフォーマットで321頁。お盆が〆切りなのに、まだやっと半分だ。

 元来がのんびり屋で、〆切りが迫らないとエンジンがかからないものぐさ男なのだが、

今回ばかりは多少焦っている。寄る年波のせいだ。書こう、書かなければ、との思いは山ほどあるのだが、1メートルも離れていないパソコンまでの距離がやたら遠い。

 それでもどうにか前に座り、画面を見つめる。ふと気づくと、画面と向き合ったままに、数時間居眠りしている。この繰り返しなのだ。

 だけど、一応、プロの端くれ。必ずや間に合わせよう、との意識だけは常に旺盛ではある。

 唯、いま書き進めている作品の前に1冊、九月に刊行される予定になっている。

 だから、お盆〆切りのは、早くても初冬、間が悪ければ新年になるかも知れない。

 さほど売れもしないのにコンスタントに仕事をくれる担当編集者への感謝もいつもうんと込めながら、今日これから、少しでも前へと進まなければ。

 けれど、今夜もまた、パソコンと向き合ったまま、眠りに入るような予感大。

 むち打って気合いを入れなければ。さぁ、眠さと格闘してみるかな、今夜も。


かもめ「小鳥遊葵」が営むお食事処「漁師のせがれ」のホームページ。

小鳥遊葵(たかなしあおい)・朝比奈海(あさひなかい)・十八鳴浜鷗(くぐなりはまかもめ)のペンネームで、 官能小説、一般小説を発表する傍ら、気仙沼市大島内で、食事処「漁師のせがれ」を17年営む。  五年前の東日本大震災当日、あの大津波により店は全流失したが、二年前に復旧し、現在に到る。  料理人として47年。官能作家はまだ10年足らず。刊行本20冊。電子本5冊。まだまだ新米の年寄り。

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